中国の犯罪者には死刑が必要?

  最近の中国は、犯罪が増えたと言う。犯罪者が刑務所から早く出て来て、また犯罪を犯すのだ。中国は2001年12月11日にWTOに加盟した。海外からの投資を増やしたい中国は外国人の意見を聞いた。その中に中国はすぐ死刑にするという項目があったのである。以前の中国は10万円くらい盗んだだけでも死刑にしていた。普通に考えるとこれは厳しすぎるが見せしめの意味もあった。しかし、死刑が減ると当然刑務所に入る犯罪者が増えるわけだが刑務所も足りないし、刑務所で犯罪者に食わせる飯の予算も足りないとなる。それで、中国政府は犯罪者を早く刑務所から出すしかなくなったわけである。
  私の中国の友達は今までに3回も引ったくりに襲われた。3回目に襲われた時に外国人が余計な事を言うから犯罪者が増えたと怒っていた。友達は引ったくりと争いひざを擦りむいた。旦那が引ったくりと争うな、このあいだ目を刺されたやつがいると言っていた。ハンドバックには現金とプリペイド式の携帯電話と家の鍵が入っていた。家の鍵を取られたので、引ったくりに今度は家に侵入されては大変だと言う事で早速新しい鍵を買い、友達の旦那が鍵を交換しました。
 会社の先輩から犯罪者を見ると口封じに殺される可能性があると言われました。なぜならば捕まって死刑になるくらいなら見た奴を口封じに殺した方が良いと考えるからです。私が赴任していたのは10万円くらい盗んだだけで死刑にしていた頃なので犯罪に巻き込まれると殺される可能性は十分ありました。ちなみ5万円で殺人を頼めると言われていました。何て安いんだと思うでしょう。中国では人の命も安いんです。そしてボコボコにするのは4500円で頼める。4500円は工員の半月分の給料です。実際、現場の班長がボコボコにされました。班長に注意された作業者が逆恨みしてたのんだらしいのだ。他の班長もびびって作業者に注意できなくなってしまった。私は運良く犯罪に遭うことはなかったが私と同時期に中国赴任した人は香港でパスポートを取られた。以前私はアメリカでセーフティボックスの鍵を取られた事がある。この時の経験から海外は怖い所だという認識があった。まずは日本ほど安全な国はないと思って行動する事です。中国は貧富の差が大きい国だ。貧富の差が大きい国ほど犯罪は多い。中国の都市部のマンションの窓やドアには鉄格子が入っています。どろぼうに入られないためです。タクシーのドライバー席と助手席の間と後部座席の間にも鉄格子が入っています。客を装った強盗に襲われないためです。こんな所からもいかに中国が犯罪が多いかがわかるでしょう。また中国は大きい国なので遠くに逃げてしまえば警察もなかなか犯人を捕まえる事はできません。
 しかし、今回は友達も襲われやすいかっこうをしていた。日傘を差し、ハンドバックを持ち、足にはハイヒールを履いていた。ハイヒールを履いていると早く走れない。ハンドバックは金目の物が入っているだろうと思われる。日傘によって片手がふさがっている。引ったくりも楽に仕事をしたいので弱そうな人、のろまな人を狙います。襲われる人はよく襲われるし、襲われない人は全く襲われません。

これは私なりの犯罪に遭わない方法です。
1、早足で歩く。動きやすい服装で歩く。ハイヒールは履かない。
   早足で歩くと、こいつは機敏な奴だと思われて狙われなくなります。海外赴任者は早く歩く人が多いです。
2、お金持ちに見える服装はしない。現地に合わせた服装をする。
   私は会社に行く時もTシャツと半ズボンでした。客先に行く仕事ではなかったのでもちろんネクタイはしません。
3、人通りの少ない所は歩かない。
   強盗、引ったくりは人通りの少ない所で行われる事が多いので人通りの少ない所は近づかないようにしましょう。
4、外でお酒を飲む場合は、酔わない。酔う人は外ではお酒を飲まない。
   接待でお酒を飲む時は日本人向けのクラブに行きます。クラブと提携しているタクシーが安全に送ってくれます。
   私と同時期に中国赴任した人は香港でパスポートを取られましたが酒を飲んだ帰り道にパスポートを取られました。
5、荷物は手から離さない。
   置き引きに注意です。友達の弟は自転車をマンションの下に置き部屋に忘れ物を取りに行っている間に(10分ほど)自転車を盗まれました。
6、片手は必ず開けておく。
    いざと言う時に両手がふさがっていては対応できません。
7、リックサックを背負う時は片方だけ肩にかけて歩く。
   リックサックを普通に背負うとリックサックが真後ろに来る、後ろからナイフでリックサックを切り盗むと言う手口が有ります。
8、ハンドバックやウエストバックは持たない。
   ここにお金があるぞとバレバレです。ウエストバックはナイフで切って持っていくそうです。
   私の場合はベルトに通す小型の財布が売っていたのでこれを使っていました。
9、お金は分散して持つ。強盗に脅かされた時にわたす財布を用意しておく。
   中国人の通訳に聞いたらお金を財布には入れずにそのままズボンのポケットと靴下に入れていると言っていました。
   日本人会の会報に書いてあったのですがそこそこ強盗が満足する金額(当時は300元=4500円)を財布にいれて置き、強盗に合ったらこの財布を渡すのが安全だと書いてありました。
10、普段はパスポートのコピーを携帯する。
   パスポートが無くなると大変です。再発行には1週間以上かかるし、戸籍抄本を日本から取り寄せなけらばなりません。身分証明書の提示を求められた時にパスポートは携帯した方が良いのでコピーを持っておくと言う事です。

 次にひったくりの手口で多いのがバイクの二人乗りが後ろから近づいて来てバイクの後ろに乗っている奴がハンドバックなどを奪い、バイクで逃走します。バイクが後ろから近づいて来たら注意しましょう。あと引ったくりの手口で多いのが人通りの少ない歩道橋での引ったくりです。一人はターゲットの後ろについて行きます。もう一人は歩道橋の反対から来てターゲットを挟み撃ちにします。歩道橋の手前と反対側に誰かいたら注意しましょう。
  中国では人身売買が有ります。一人っ子政策の中国、長男が欲しいとの需要から男の赤ちゃんや子供は高値で取引されています。その結果として女性よりも男性が多い中国、農家の嫁不足は日本よりも深刻です。年頃の女性は高値で取引されています。見知らぬ中国人から声をかけられたら無視しましょう。
 最後になぜ日本・韓国・中国には死刑があるかと言うと仏教の影響があるのではないかと私は考えています。仏教には輪廻と言う考えがあり、現世では間違った道に進んだが来世ではまっとうな人間になれよと死刑にするのである。私は死刑は必要だと思います。また日本も格差社会になってきて、犯罪が増えてきたように感じます。移民を受け入れるべきだと唱えてる政治家もいますが安全はだたではないんです。移民を受け入れれば格差社会はさらに加速し犯罪は更に増えます。日本にはIDカードがありません。日本は犯罪に無防備なのです。
 殺人依頼も超ー安い中国、中国恐るべし。 

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