専用ICを使ったLEDフラッシャー

ちょい昔の電子工作の本によく載っていたIC LM3909を使用した1.5Vで動作するLED点滅回路を紹介します。
LM3909は生産中止になっていて入手困難ですが当店では販売してますよ!
下の図が回路図です。とても簡単でしょ!この回路図はデータシート(ICの説明書)のTypical Applicationsに載ってあるものです。
Typical Applicationsというのは代表的な応用回路という意味です。データシートには普通Typical Applicationsが載っていますからその回路図を元に作って見るのも良いでしょう。

発光ダイオード点滅回路図

LEDは2V程度で光る物を使って下さい。白色LEDとか青色LEDとかは3.5Vくらいかけないと光りませんので使えませんよ!
電解コンデンサの耐圧は1.5V以上であれば良いです。私は手持ちの10Vの物を使いました。

           部品表

部品名 個数 当店単価
IC:LM3909 340円
LED 20円
電解コンデンサ100μF/10V 20円
ユニバーサル基板ベーク50×72mm 40円
電池ホルダー単3×1本 なし

作りましょう!
IC、LED、電解コンデンサの極性に注意して下さい。

LEDフラッシュの基板

基板上に3個の部品だけなので、基板がもったいないと言う感じですね!
約1秒おきに一瞬点灯しました。LEDの両端にオシロスコープをつないで見るとONしているパルス幅は18mSでした。
パルスの最初は1.8Vで放電していき最後は1.2VになりOFFします。実際にLEDが点灯しているのは18mSもありません。
点灯している瞬間をデジタルカメラで撮ろうとしたのですが本当に一瞬なので100枚くらい撮ったのですが、点灯している写真は撮れませんでした。
データシートには、1.5Vで動作するブザーや豆電球を点滅させる回路図も載っていますので色々作ってみて下さいね!

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